『By the sweat of our brows and the strength of our backs… and the courage of our hearts. Gentlemen, hoist the colors.』は、パイレーツ・オブ・カリビアンのシリーズ中、2007年に公開されたワールド・エンドに出てくる一節です。海賊のリーダとなったエリザベート・スワンが英海軍との戦闘を前に、海賊達へ語りかける時の台詞(演説)の最後に出てきます。
Elizabeth Swann: You will listen to me! LISTEN! The other ships will still be looking to us, to the Black Pearl, to lead, and what will they see?
Frightened bilgerats aboard a derelict ship? No, no they will see free men and freedom! And what the enemy will see, they will see the flash of our cannons, and they will hear the ringing of our swords, and they will know what we can do!
By the sweat of our brow and the strength of our backs and the courage in our hearts! Gentlemen, Hoist the colors!
演説の最後に Hoist the colors! という言葉がありますが、この言葉を叫ぶのではなく、なんとつぶやくように小さな声で話します。
文脈的には拳を突き上げて吠える場面なのですが、この小さなつぶやきが海賊達に伝わっていくうちに大きなうねりとなり、この海域に集まった全ての海賊船とその船に乗っている海賊達の意思を一つにまとめていきます。
※この辺の雰囲気は動画を見るとよくわかります。
上記英文の素晴らしい日本語訳を引用させていただきます。
同志諸君! 仲間の船が我々を、ブラック・パール号を見つめている。彼らは何を見るのか。ボロ船の船底で打ち震えている鼠をか。否、否。彼らは自由と自由な人間を見るだろう。そして敵は何を見るのか。我らの大砲の閃光を見、我らの剣の打ち鳴らす音を聞くだろう。彼らに思い知らせよ、我らの額の汗が、重荷に耐える強さが、我らの勇気が何を成すかを。同志諸君、旗を揚げよ!
エリザベート・スワンのアジ演説、など
Hoist the colors! とても良い言葉です。ぐっときます。
お仕事をしていて苦しいときや辛いときに、いつもこの言葉を思い出します。
何故か元気が出てきます。